無職の食事

無職になって、10カ月が過ぎようとしている。

 

貯金を減らしながらの生活は、質素だ。外食はほとんどしない。Youtubeで食べたい料理を探し、料理する。食べたことがない料理を食べる楽しさを知った。最近作ったのは、鳥胸肉とセロリを白ワインで煮込んだ料理。鳥むね肉のキャベンディッシュというらしい。

 

ライフスタイルが変わらなかったら、食べなかった料理だと思う。私が行く店では、見たことも聞いたこともない料理だから。食事は、働いている時よりも豊かになっていると思う。お金がない時の方が豊かになっているって、なんだか不思議ですね。

 

Ten months have passed since I became unemployed.
 
My life is frugal, as I am trying to reduce my savings. I rarely eat out; I look for food I want to eat on Youtube and cook it. I have learned the joy of eating food I have never tried before. Recently, I cooked a dish of chicken breast and celery in white wine. It is called "Cavendish with chicken breast".
 
I don't think I would have eaten this dish if I hadn't changed my lifestyle. I have never seen or heard of this dish in the restaurants I go to. I think my diet is richer than when I was working. It's kind of strange that we are richer when we don't have money.

 

 

 

 

計画を立てるのが苦手な人は、暇な人になる。

「時間がなかったはいちばんカッコ悪い言い訳だよ。」というコピーがあります。応募期間が2ヶ月ほどある宣伝会議賞というキャッチコピーの賞があるのですが、その応募一週間程度前に、応募する人に向けられた言葉です。この言葉を聞いて、ハッとなって、行動し、シルバー賞を受賞した人もいたようです。行動を促したすごいコピーです。

 

ところで、スバルは計画を立てるのが好きではない人です。その理由に、突発的な予定が入っても対応したい、というものがあるようですが、実際に突発的な予定が入ったことなんてほとんどありません。それでも計画を立てずに、思いつきで行動することが多いのです。「今日は雪が降ったな。明日は雪山に行こう」なんてことはよくあります。

 

スバルはなぜ自分は計画を立てないのかを考えてみたところ、一つ理由が思いつきました。スバルには友達が少ないのです。そして自分から誘うということをあまりしません。そうなると友達と遊ぶ計画はありません。珍しく友達から誘われた時は、その機会を逃さないために最重要予定として手帳に書き込みます。おそらくこのような理由から計画を立てないことが習慣になり、身についていったのだと思われます。

 

そのような生活をずっと送っているスバルに対して疑問が浮かびました。計画を立てずに生きて良いのか、と。その原因に怠惰な行動があります。スバルは最近漫画に夢中になってしまいました。読み進めたら止まりません。すぐに夜になってしまいます。夜も勉強をしようと思うのですが、寒いのですぐ布団に潜り込んだりします。そしてまた漫画です。

 

なぜ怠惰な行動を繰り返すのか。その答えの一つに、自分は計画を立ててないからではないかと気づきました。計画があれば、それに向けて行動するはずだと。だから少しでも良いので、何かしらの計画を立てなければと思っています。さて、問題です。どんな計画を立てましょうか。

勉強の合間にマンガを読んでしまうのは、論理より感情が強いせい。

部屋にいる。一人だ。勉強の途中で、息抜きに漫画を読み始める。ハンターハンター。蟻編を読む。ちょっと読むつもりだったが、1冊が終わるまで止まらない。読み終わると次の1巻に進む。止まらない。読むのをやめないといけないと頭では思っているのに、手が止まらない。1巻、また1巻、続きが止まらない。

 

「ドタ、ドタ、ドタ。」

 

部屋に近く足音が聞こえる。それを聞いたスバルはおもむろに漫画を読むのをやめて、勉強机に座りだす。あれほど止まらなかった漫画が足音だけで止まった。実際に止めさせたのは、足音が聞こえてからの感情の変化だった。

 

「こんな姿見せられない」

「俺はちゃんと勉強できる奴だ」

「そろそろ休憩を終わろうとしてたところだ」

 

スバルがどんな言い訳を考えたのかは正確には不明だが、足音がスバルの感情を変え、行動をさせた。勉強しなきゃと論理的には思っていたが、スバルは動けなかった。

 

論理より感情の方が強い。そして、感情を動かすためには、より強い感情が効いた。